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女将の内緒話18 紫雲荘の昔のお話 その壱

お客様に度々聞かれることのなかに、「紫雲荘さんはいつから旅館をやっているのですか?」という質問があります。

浴室につづく廊下の壁にセピア色の写真が飾ってあることにお気づきの方も多いと思いますが、あの写真の感じではかなり昔から営業しているのでは?とご質問されるのかもしれません。

紫雲荘のルーツは祖父と祖母の代に遡ります。若かりし頃の二人は「釜屋旅館」で働いていまして、今で言います職場結婚と相成ったわけです。その後、現在の「湯の家」さんの場所を借りて、「湯の家売店」という物産店を始めました。それが紫雲荘の前身です。

祖父はその時代の人としては背が高くてがっしりとした人で、(私が生まれる前に亡くなったので、写真の中のかっこいい祖父がいつまでも私の憧れです。)祖母はすらっとして、目鼻立ちのはっきりとした湯元小町?です。最近見つけた祖母の財布に祖父の写真が大切にしまってあったくらい祖父にぞっこんだったみたいです。私の記憶では気が強い、しっかり者のおばあちゃんです。

そんな訳で父は湯元で育ちましたから、ご近所の旦那さん方とは、ちゃん付けで呼び合う、こてこての湯元民です。

次回は祖父の釣りと、売店と「ぽち」の話です。

※左の写真、右側が祖母です。

祖母 祖父
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