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女将の内緒話19 紫雲荘の昔の話 その弐

我が家の祖父は売店をしながら、釣りの案内人をしたりする釣り名人でした。かの「政界の黒幕」故児玉誉士夫氏も祖父の案内で湯の湖で釣りをするのが楽しみだったようです。二人で釣りをしている写真が沢山あります。のんびりと釣りをしている姿は、ロッキード事件の児玉さんとは別人のようですけれどもね。

そして祖父の釣りを語る上で忘れてはならないのが「ぽち」という犬です。この犬は泳ぎの名手で、釣りをしている祖父の船まで泳いでいくのが大好きでした。写真を見ると外国の犬のような風貌なので、観光に来た外国人が置いて行ったのかなぁと父は言っていました。

さて、「湯の家売店」ですが、昔のことなので売れるものは何での売ってしまい、父が言うには修学旅行で買ってきた京人形まで売られてしまったとか。凄い時代でした。それでも、朝の5時から夜の10時ごろまで働いて、湯元の人たちは働き者だったようです。 写真でぽちと写っている子供は家の父です。

次回は旅館をすることになったお話です。

児玉誉士夫さんと祖父 父の小
さい時とぽち
祖母

写真上左:釣りを楽しむ、児玉誉士夫さんと祖父
写真上右:幼い頃の父とぽち
写真左:売店の店番をしている祖母

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