第26回 紫雲荘の器
旅館の器ってどういう所から買っているのかと思うお客様がいらっしるかもしれません。近所の女将さんに聞くと大きな問屋さんのカタログから買っていたり、贔屓のお店があったり、大きな旅館には有田焼の窯元が直接品物を持って、セールスに来たりするらしいのです。
当館はどこから買っているのかと言うと、ここ数年、若女将が大変気に入っている岐阜の窯元があって、気がついてみると、かなりの数の器がここの商品になってしまいました。
「マスターズクラフト」 というお店なのですが、ちょっとカフェ風の器がシンプルなのにとてもセンスが良くて、お値段もお手頃。
そして何よりも優しい暖かい雰囲気の器です。器にもその旅館の個性やセンスが表れるものですから、紫雲荘には有田焼よりここの物がぴったり!と勝手に思っています。
数ある中でお気に入りの物を数点ご紹介いたします。お気に召しましたら、是非、ご自宅用に。
プランタン銀座で取り扱っているのを見たことがあるのですが、今はどうなのでしょう?
探してみてくださいね。