第35回 クリスマスツリー
12月になりますと、当館もクリスマスツリーを飾り付けします。若女将のこだわりは生の木に飾り付けをすること。そのために毎年1本づつツリー用のコニファーを買いに行きます。
クリスマスが終わり、春になりましたらコニファーは庭に植えますので、当館の裏庭には数年分のクリスマスツリーが植えてありまして、毎年の思い出が増えていくような感じです。
私がツリーを買いに行くお店が宇都宮の郊外にあるのですが、「花工房」というコニファー専門店です。広大な敷地にいろいろな種類のコニファーが植えてありまして、それを見て歩くのも楽しみの一つです。
今年はツリー用の「コニカ」の他に、大きくなった木を見て一目ぼれした「アルプスモミ」の幼木を買いました。ツリーの大きさになるには10年以上かかるようですが、青みがかったシルバーに輝く姿は、きっと庭のシンボルツリーになってくれるだろうな、と毎年大きくなるのが楽しみになりました。
暑さに弱い「アルプスモミ」には今年の暑さは厳しかっただろうなと思いながら、「奥日光がきっと気に入るよ」と話しかけている今日この頃です。