第23回 紫雲荘の無農薬野菜

夏になりますと紫雲荘の献立に新鮮なレタスや大根、インゲンなどが登場します。皆様あまりご存じないかと思いますが、戦場ヶ原の国道から男体山側に入っていきますと広大な農地が広がっているのです。

昔は「女峰」という銘柄のイチゴの苗を寒冷地に上げるための畑として活用されていたようですが、今は夏の涼しさを生かした花の栽培や高原野菜の作付けが主流です。
ここの場所に当館の親戚(お隣の旅館のホテル山月)が畑を持っていまして、旅館用の野菜を作っています。
大根、インゲン、レタス、ミニトマト、キャベツ、ブロッコリー、パセリ、大葉などなど、どれも無農薬で作られた野菜なので、その場で食べても大丈夫♪ 朝収穫して夜には皆様の献立にお出しできるので、この上なく新鮮です。

畑 大根

我が家としては農作業なしでこんなに美味しい野菜を食べられる幸せを与っている訳です。
真夏でも紫雲荘でお出しする大根が甘いと感じたら、それは戦場ヶ原の大自然の中で作っている大根だからです。
野菜好きのお客さまは、是非、夏にお泊りにいらしてください。美味しい野菜でおもてなしさせていただきます。

キャベツ